いまや右の上腹部がめっちゃ痛くなっており

左向きエビ寝しかできないことに気づく


困ったなあ

いままでは色んな所が痛くて気づかなかったけど

この右上腹部の痛み、かなりのものだ


「じゃあ、お大事にしてくださいよ」


まだいてくれたのか・・

救急隊員の一番偉い人の声がする

一連の処置の間

着いていてくれたらしい


たかが便秘のdanekoに申し訳ない


ありがとうございます


とお礼をいうのが精一杯だけど

ホントにありがたかった


一転、女性看護師は適当に冷淡である

danekoが痛がっていても手も貸さないし

「起きてください」

などと指示し、

起きるまでじ〜っと傍らで待っているのみ


手くらい貸してよ〜


と思うのだがまあ、

こういう公的機関の病院のことなので仕方ないゾ


あの〜起こしてくれませんか?い、痛くて


などとお願いすると


「あー起こせばいいんですね

起こしますよ」


とヒョイヒョイっと事務的に起こしてくれる

そこには同情も憐憫もなく

ただのやっつけ仕事なのである


ビョーキの時というのは

接する人が優しいか冷淡かに

特に敏感になってしまうのかもしれない


冷淡な看護師は

danekoを車いすに乗せ、処置室に案内すると

ドアの近くの一番硬そうなベッドを指差した


「そこに寝ててください」


おいおい。。

見れば、部屋にあと2つあるベッドは

どちらももうちょっと柔らかそうだ


シーツが掛かっていたり

クッションが良さそうだったりするのに


danekoには一番硬い

むき出しのベッドなのか???


あの〜、このベッドしかダメなんですか?


と聞いてみるも


「え?ああ、そうですね」


と他のベッドを選んでいいとは言わない

この部屋における患者の配置権限は

この冷淡な看護師が握っているのだろう


(牢獄の看守みたい。。。)


ま、仕方ない

すべては同居人が来るまでの辛抱だ

長らく続いたエビ寝でカラダが痛いのだが

我慢して狭〜いベッドに横になった


幅80センチ位であろうか。

暴れたら即、床に落ちそうである。


しばらくエビ寝でふうふう言っていると

冷淡な看護師が薬を持ってきた


痛み止めは今飲みたい!


と、必死でお願いすると


「では他のものも一緒に飲みましょう」

となった


緩下剤は腸の水分を増やすものだという

作用が軽い種類なのだそうだ


danekoは下剤を飲むことがないので不安

だが冷淡な看護師が

下痢するような強いお薬でないから

大丈夫大丈夫と

こんな時ばかりは熱心に言うので

素直に飲んでみることにした


整腸剤は、下痢を抑えるのだという

でもさー


・緩下剤で出して

・整腸剤で締めるって


なんか無駄な作用に思えるなあ

しかし、看守サマに逆らうのは厳禁


danekoは3種類の薬を飲んだ

その後延々と続く

苦しみの始まりだったとは知らず。。。