この超豪華病院では

高度な分業が行われている


danekoの担当は優男医師なのだが

彼はエコーも自分でせず

CT診断も専門の別の医師がするという


親切な看護師の話によると

「CTの診断レポートに時間がかかってます

もう少しお待ち下さいね」

とのことであった


レポートねえ。。

danekoの顔も見たことのない医師が

画像だけを見てレポートを書くのだ


大学病院じゃあるまいし。。


などと思っていると

やっと呼ばれて診察室に入る


懸念していた胆嚢炎、胆管炎と胆石は

エコーによって石が全く無いと判明した


うわーい

danekoの胆嚢、キレイだよ〜♪

と内心エッヘンしていたら


「腹膜炎ですね。

炎症のひどい場所は右上腹部と下腹部

細菌感染です。

感染経路は下腹部からで

骨盤内腹膜炎と思われます」




CTのレポートをdanekoに渡しながら

優男医師は診断を下した


ちぇ、イタいはずだよ、

腹膜炎かい・・

でも・・


おかしいな・・

痛みは右上腹部から始まったゾ


一日かけて段々と下腹部に移っていったのだ

それは最初の診察ではっきり説明している

なのに下からって。。


とdanekoがいうと、

「まあ、そんなふうに感じることもあるんです

この場合、

下から上に感染が回ったとしか考えられません」


みたいな返事に??

疑問符がいっぱいになった


CTの画像診断の医師によると

そういう順序でないと説明がつかないのだという


はああ?

どういうこっちゃ??


お腹イタは相変わらず

そして

danekoの災厄はこれからが本番であった。。