もう何度、トイレに行ったことだろう。。

さすがに疲れてエビ寝に入ったdaneko、


もともと睡眠不足だからウトウトしていると

看護師さんの声とともに

聞いたことのある大きな声がする


同居人だ


さすがに心配そうな顔をしていた

ゲーリーが始まる前に

この病院に来てくれてと連絡していてよかった


これでdanekoは晴れて自由の身

しかし・・・


「福岡に特急で帰れるのかなあ・・」

との同居人のことばに、ハタと我に返る


・ゲーリー

・エビ歩き

・お腹イタ

という三重苦である


「どこかホテルでも取ろうか」

と同居人も言い出したので、それもいいかと

danekoはスマホをバッグから取ってもらい、

じゃらんnetのアプリを開いた


こんな時でもこんなことはdanekoの仕事である


幸い、駅のJRのホテルが空いていた

最上階が「てんくう」という温泉になっている

いま大分では一番人気のホテルである


当日予約、便利だなあ〜♪


あの便器が良くないホテルは、

同居人がチェックアウトを確認し(前払いだから)

部屋の荷物も持ってきてくれていた


もう、あのゆるい雰囲気の医者も帰ったのか、

danekoは優しい看護師さんたちにだけ挨拶し

会計を済ませた


しめて自費ベースで8600円ほどだ。

よかった、思ったほどでなくて。


少し薬は効いてきたものの

冷淡な看護師が飲ませてくれた鎮痛剤、

腸の蠕動運動などの痛みには効かないようだ


一晩休んで治るといいけど・・


不安なdanekoはお腹を折ってタクシーに乗り込み

桜の散り舞う街の中をホテルへと向かった