とりあえず

入院をまぬがれたdaneko


内心へへへっと舌を出しながら

車いすに乗せられ、会計へ


その会計は、けっこう待たせる

ソファはおカネかかってるけどね。。


見ればちゃいにーずの人も多い

病院クラークに中国語の話せる人間が何人もいて

逐一案内をしている


ちゃいにーずといっても、ここの患者は

見かけは日本人と見分けがつかない


通訳の人がしゃべるのを聞いて

「へえ、そうか」とわかるのである


皆オシャレでおカネがありそう・・

メディカルツアーの人たちなのだろうか


15分ほど待って

danekoの番号はやっとモニターに表示された


ここでは

「○○さ〜ん」などと呼ばれないシステムなのだろう


どきどき、冷や冷や。。

「danekoさま、4万9千・・幾らでございます」


と言われ

フクザツな心境

10万は超えなかったけど

これが毎回はイタいなあ(泣)


「保険証をお忘れですか?」

と聞かれるも、


だ:いえ、いまは日本に住んでないので・・

と答えるしかない、無保険の民なのだ


danekoはすぐにアメックスを出した

ニュージーランドのケチな店と違い

手数料が高いからと

拒否されるようなことは全く無い


「一回でよろしいですか?」

と聞かれるもこの法人用カード

一回払いの設定しかないのだけど。。


ちゃいにーず様たちは

きっと銀聯カードでガンガン払っているだろうから

ニュージーランド発行のクレカでも

受け入れOKなのではないか


支払いを終え、薬の受け取りエリアに来たdaneko

たくさんの高級ソファは

danekoのような自費の患者が

貢献しているような気がしてきたゾ・・


薬を受け取るのにまた少し、時間がかかる

友人Kは地下の駐車場に車を取りに行ってくれた


ああ〜、長い一日だった

家に帰ってゆっくり休まなければ


超高級でも病院は病院であるからして

やっぱホテルのような癒やし感はないなあ

(当たり前だ)


お高級ソファにだって

ビョーキの気がベットリよ


明日本当にdanekoは入院するのだろうか。。