この駅のホテルを選んだのは

なんといっても利便性

雨が降っても濡れずになんでも調達できる


それに、新しいモノ好きの同居人も退屈すまい

本屋にスーパー、

ドラッグストア、ユニクロに無印

H&Mだってある、大分の新名所なのだ


danekoも探検に繰り出したいけど

このお腹イタではまずもって無理


おとなしく部屋で寝ていなければ


ツインルームのお部屋は程よい広さで

なんといってもシーツが気持ち良い

トイレの便器も新型よ〜♪


こういうところが1泊5000円と違うのよね〜

と、内心納得


なんて言ってる場合じゃなかった

恐ろしいことにdanekoは、

本日返却予定のレンタカーを借りたまま

ホテルの提携駐車場に停めてあった

それは今いるホテルの目の前ではあるのだが


しかし、もう今着替えて運転する元気はない

途中でお腹イタで息絶え?

どっかに車をぶつけてしまうに違いない


レンタカー屋は「○○大分駅前」

とは名ばかりの

駅から歩いて10分弱のところにあった。。


あの〜、レンタカー返さなきゃ


と、同居人に振ってみると


「お、オレ?知らないクルマ運転できないよ」

と即座にノー。

「今日は免許持ってないから」

ときた


まあね

彼はレンタカーなんて乗ることないから

慣れないクルマを運転するのはキツかろう


ならば・・・

と、danekoはレンタカー屋に電話してみた


レンタカー屋: ○○レンタカー大分駅前でっす!

だねこ: あの〜私、レンタカーお借りしているdanekoです

レ: ああ〜いつもありがとうございます!


そう、danekoは

IT担当大臣の受験の時から何度も利用している

お得意さまなのであった


だ: 実は今日返却日なんですが、朝具合が悪くなって大分○○に運ばれて・・・

レ: だ、大丈夫ですか??

だ: はい。もう病院は出て駅のホテルに居るんです

でも夫が免許を持ってなくて、私は運転できないし・・


情けない声で、danekoは事情を話した

たとえ免許を持ってたって同居人は運転しないのだが

まあまあ。。


レ: わかりました。私が取りに行きましょう

そしてご主人も載せていき

うちの店で精算してもらいましょうか

その駐車場なら場所わかってます。

いますぐ出ますけど、いいですか?


danekoは受話器を手で押さえ

同居人に、いますぐ出られるか聞いた


だ: ハイ、だいじょうぶです。

ありがとうございます。


同居人はすぐに部屋を出ていき


ふう〜、これでレンタカーも片付いた

今回はすべて中途でお腹イタ旋風にやられてしまったから

いろいろと後始末が大変なのである


エビ寝で少しホッとしていると、

ガチャ、っとドアが開いた

同居人だった


「車の鍵忘れてね〜戻ってきたんだよ」


あちゃー

ま、いいかご愛嬌


気がつけば、お腹イタ3日目の

夜が近づいていた