翌朝、バイキングの朝食に行ってみた





こんな感じ

左の角皿は静岡名物・釜揚げしらす

大根おろしを添えるとまた美味しいのだ


ソーセージ一本に挑戦

そしてサラダとオレンジジュース(偽だった)

ご飯に味付け胡麻をかけ


納豆は結局食べれなかった


お腹イタが始まったからだ

でも、なんとか食事らしきものを食べたという

満足感があった


部屋に戻ってトイレに駆け込む

これがないと納豆も食べれたのに(泣)


その後、トイレ行きと時間と戦いつつ

苦労して喪服を着る

こんなことが大変だなんて。。。


午前9時24分の新幹線で

東京からやって来る弟と静岡駅で待ち合わせ


こいつがまたすごく変わっていて

こないだは

父親の通夜をやらなくてもいいじゃないかなんて

本気で言い出して困ったのだ


「だってメンバー葬儀と一緒だし

やることもほとんど一緒だろ

だったらもう葬儀だけでいいんじゃないの」


と真顔で当日に言い出したので

danekoは親戚の手前

人と違うことをしてはいけないと

諭さなければならなかった


ったく、常識のない国家公務員である


daneko家でもコイツは

「ヘンな叔父さん」

との名声高い。。。


本人は老人介護にも

葬式にも墓にも法事にも

まったく興味が無い


こんな奴だから

形式ばった挨拶も省いてしまうので

親戚の年寄りたちには評判が良いはずがない


しかし今回、

叔母の葬儀と四十九日法要に

danekoが引っ張りだしていたので


叔父叔母たちも喜び一目置いてくれていたのである

本人はdanekoが行くから来ているようなもので

それもあってdanekoは今回

行かなければ弟が可哀想なような気がしていたのだ


その弟は新幹線改札の前で

トイレで少し遅れたdanekoを探しながら

動物園のクマのようにウロウロしていた


身長183センチだから、ウロウロすると目立つ


danekoは荷物をコインロッカーに入れ

すぐにふたりでタクシーに乗ってお寺さんへ


駅からそんなに遠くはないが

タクシーが寺を知らないので時間がかかった


お寺は少し入り口がわかりにくく

お寺っぽくない建物だから余計にわからなかった


叔父叔母、いとこ達に挨拶してから

祭壇の前の椅子に座る


まったくお腹は痛くない

朝9時に飲んだ痛み止めがよく効いている

今までこんなに痛くないことはなかった


danekoは有頂天になった

ひゃっほー


これでお経もだいじょうぶ

これでお焼香もだいじょうぶ


なにせお腹イタが鳴りを潜めているのだ

もうふつうの人間みたいだよ


実際この後、納骨の時も

料理屋での食事の時も

叔母の家に行って形見分けの時も


お腹は全く痛くならず

トイレも一度行ったのみ

全行程6時間ほど

danekoは真人間であった


しかし・・

いとこのクルマで静岡駅まで送ってもらい

弟と待合室でおカネの精算をし

弟が先に行くと言ってホームに消えたとたん


お腹イタとともにゲーリーがやってきた

なんということだろう


なんとわきまえたゲーリーだろうか

それとも大好きだった叔母が

用事が全て済むまで守ってくれたのか


が、それから4時間半あまり・・

また新幹線で博多まで

帰るのはしんどい作業であった